中部電力パワーグリッド株式会社 常滑営業所様のご協力で、浜岡原子力発電所を視察することができました。

メンバーでもあり、中部電力パワーグリッド(株)常滑営業所所長の内田さんに企画設営をしていただき、12月第1例会として、浜岡原子力発電所を視察に出かけました。往路のバスでは、浜岡原子力発電所の説明や、東日本大震災の教訓を活かし、津波への対策を徹底的に行ったドキュメント映像を観ました。
 到着後には、原子力館で、再度、浜岡原子力発電所の紹介と実物大の模型などで、原発の構造と地震対策などを復習して、発電所見学に備えました。厳しいセキュリティとともに、原発を地震災害から守る強い意志が、様々な説明の中から伝わってきました。
 現場の視察中には、施設の耐震性はもちろん、津波から原発施設を守る為に、最終的には28メートルにもなる防波壁を築き、更にそれでも浸水した際には、設備を守る強固な強化扉や水密扉などの施設の強靱化、二重三重の非常用電源設備や冷却設備、加えて、万が一の際にそれらを最大限活かすための運用システムや日常の訓練など、本当にここまでやらなくてはいけないのかと驚くほどの地震対応策がとられておりました。
近い将来、安全な原発として、稼働することを個人的には願っております。

12月第1例会

2024.12.03
浜岡原子力発電所視察