例会セレモニー
知多半島ケービルネットワーク様の本社ビル2階コミュニティホールにて、1月第2例会が開催されました。
会長挨拶
本日は、60周年の記念事業でお世話になった今村監督に、お越しいただき大変嬉しく思います。
また、一つの言語である手話への理解と普及促進を目指した手話言語条例制定に、尽力いただきましたペンペン草の皆様にもお越しいただきました。
例会行事
映画監督の今村彩子様に「全国初のろう者災害ボランティアセンターにちて」と題し、ご講演いただきました。
皆様と2年ぶりに再開でき嬉しいです。昨年は、自然災害の多い一年でした。西日本豪雨災害の1ヶ月後に被災地の広島に行き、聴覚障害者団体である「広島県ろうあ連盟」が、聴覚障害者団体として全国初のボランティアセンターを開設したのを受け、その活動を取材しました。聴覚障害者であっても、支援したいと言う気持ちは同じだが、一般の健常者に混じって活動に参加するのには、躊躇いもあった。しかし、同じ聴覚障害のある仲間で活動できる安心感から、その活動は広がっていった。聞こえなくても出来ることがあり、聴覚障害者は助けて貰うイメージがあるが、困っている人がいれば支援したいという意思を示すことが出来た。
昨年は、この他にも、聴覚障害を持つLGBTやHIVキャリアの人々を取材して、聞こえないことによる本人の理解不足や日常生活で役立つ映画を制作して、社会への理解促進に努めました。
それぞれの障害や病気による個々の常識の壁を乗り越え、お互いを理解して共存できる社会を目指す映像を今後も制作していきたいと考えています。
これからも、皆様のご協力をお願いします。
第1484回
1月第2例会
2019.01.15