例会セレモニー
会長挨拶
暖かくなったと思ったら、又今日は雪の舞う寒さとなり、悩ましい時期です。
新型のコロナウィルスの感染が全国に広がりつつあります。この会場は、マスクの方は少ないですが、この地域には、海外からの玄関口でもあるセントレアも有り、少々心配もしております。皆様も、十分ご注意下さい。
本日は、小中学生の国際交流事業にご尽力いただいているTSIEのお話で、大変楽しみにしております。世界に羽ばたく子どもたちの活躍を頼もしく思っています。
例会行事「ゲストスピーチ」
TSIE(常滑市内児童生徒国際交流推進協議会)会長 福田泰造様から「TSIEから国際理解を考える」と題し、事業の現状や、事業を通して感じた文化の違いや、事業を体験した子どもたちの成長、今後の事業のあり方などについて、お話しいただきました。
今年は市内9小学校の内8校で事業が行われました。地域の子どもたちも国際化しており、今年の派遣生には中国国籍の児童もおり、相手国での入国手続きが日本人と異なるなど、大変な部分も出てきました。
自分自身も、TSIEが準拠して実施しているプログラムを提唱するISSEの国際会議に何度か参加し、日本文化の素晴らしさを再認識すると共に、各国との文化の違いを肌で感じてきました。今年開催される予定の東京オリンピックなどを通して、近年関係の良くない近隣諸国とも、お互い理解を深め関係改善に努力していただきたいと思います。
この事業も、スタートして25周年を迎えます。かつての派遣生が、大きくなり、この事業を機に、国際理解を深め、直接TSIEの事業にもに関わるようになってきました。実際に経験した彼らの発想も取り入れながら、今後の事業を進めていきたいと考えています。
第1510回
2月第2例会
2020.02.18