例会セレモニー
会長挨拶
先週末、ガバナー諮問委員会が開催され、今年度はガバナー公式訪問が中止されたこともあって、ガバナー自らが出席されました。様々なお話しをするなかで、「ライオンズクラブ入会のすすめ」という小冊子をいただきました。書かれていることは、ライオンズクラブの活動で、最も得られたものは「人間力」である。「人間力」を高め、社会で必要とされる存在になっていきましょう、と言うことのようです。我々も努力していきましょう。
例会行事
ゲストスピーチ
常滑市副市長 山田朝夫様をお迎えして、「コロナと地域医療」と題して、お話しいただきました。
まずは、新庁舎の竣工にあたり、子ども図書室に家具とからくり時計の寄贈をいただきありがとうございます。
今日は、昨年来のコロナ禍にあって、市民病院が地域医療の中心としてどう向き合ってきたかをお話します。
常滑市民病院は、国際空港を持つ自治体として、様々な建設時の経緯から、国内最高レベルの感染症対応できる「特定感染症病床」を備えております。それに伴い、医師、看護師も、万が一の事態に備えて、対応できるトレーニングを続けておりました。
結果的に、今回の新型コロナ感染拡大の中で、そのれらの備えが活きることになりました。知多地域の中でコロナ対応の拠点病院となり、ピーク時には、専用病床も24床となり、遠くは県外からの患者も引き受け、地域医療を支えました。新型コロナ対応だけでなく、通常医療の中でも半田病院との連携も密になり、病院間の協力や、他県から優秀なドクターが来てくださったり、また看護師の皆さんも、切磋琢磨して新型コロナに対応できる人材も倍増しました。第5波の中では、県内でも有数な新型コロナ対応拠点として機能したことは、大変誇れることだと思います。
病院に限らず、平時には無駄に思えるようなことでも、いざという時に役立つ余力がやはり必要だと、しみじみ感じた今回のコロナ禍での出来事でした。
第1536回
11月第2例会
2021.11.16
《例会場》