例会セレモニー

   
 
 

会長挨拶

 感染拡大の中の例会となりました。感染防止の観点から、時短で開催します。
 今日は、こども食堂とフードバンクのお話しです。次世代育成は、我々の活動の中では必須の部分であります。近所づきあいで子どもたちを支援していくことが困難な時代になってきており、社会や組織として対応していく必要を感じていますので、しっかり聞きたいと思っています。

   

アワード贈呈

 
富田 司さんへ、メルビーンジョンズフェロー$1000献金ピン(11回)の贈呈です。

例会行事

ゲストスピーチ

常滑市社会福祉協議会の前事務局長 山下圭一様に、「常滑社会福祉協議会が行っているこども食堂とフードバンクの取り組みについて」と題し、お話しいただきました。

 

 先ずは、こども食堂の定義に始まり、その実態について一般論をお聞きしました。食事や食材を提供する場づくりだけでなく、子供たちの学習支援や困窮する親への子育て支援、子供たちの居場所作りなども、大切な役割であると言うことでした。
 一方で、「こども食堂」と言う言葉を知っていても、その内容について認知度が低かったり、世間での認識不足な面があったりして、本来対象となり来て欲しい子どもたちが来ていなかったり、運営もボランティアが中心で維持が難しい事、地域との連携が十分にできていないなど、課題も多いという事でした。常滑市内にも、社会福祉協議会が直接運営するものとは別に、こども食堂があるが、コロナ禍と言うこともあり、継続的な運営が困難になっているようです。
 また、コロナ禍から就業困難な親も増え、フードバンクの利用件数は、少し前に比べ数十倍と大幅に増えているとのことです。
 今後は、「こども食堂の運営を支援していくことはもちろん、必要とする人が利用できるように、正しい情報提供や参加への勧誘、幅広い地域と連携した支援窓口を広げていくこと、とりわけ困窮しているこどもたちが、気兼ねせずに食事を通した社会体験が出来ることを目指して、活動をしていきたいと考えています。ライオンズクラブとして、また市民として、ご協力ご支援をお願い申し上げます。」
 

第1540回
月第2例会

2022.01.18

 《例会場》