セレモニー
会長挨拶
まだまだ寒い日が続きます。健康管理をしっかりして過ごして下さい。
今月に入り、ライオンズの行事も少し落ち着いていましたが、先週の土曜日には、イオンモール常滑で献血運動を行いました。イオンモール内のホールで受付も出来、400ml50本の予定数が達成出来たものと思います。
今月後半からはまた行事が続きますので、身体に気をつけて頑張りたいと思います。
例会行事 ゲストスピーチ
今年度2回となりますが、いきいきクリニック院長 小出正文様をお迎えして、お話しを伺いました。
「会員の健康維持対策」~糖尿病・花粉症について~
と題し、お話しいただきました。
季節的に、花粉症の話から始めます。
花粉のアレルゲンが、鼻の粘膜等に付着してアレルギー反応が出るのが花粉症で、その症状が激しい為、皆さん大変苦労されます。この粘膜への花粉の付着を減らすことが最大の予防法です。今は、花粉を付着しづらくしたり、花粉を覆って付着してもアレルゲンが機能しないようにする薬が出ていますので、有効に活用してください。
糖尿病は、血糖値が病的に高い状態となる病気です。
2007年で2億4610万人であった糖尿病患者は、今後ますます増えていくと思われます。その理由は、人類は歴史的に飢えた状態が長く続いたために、飢えに対する耐性はありますが、栄養過多の状態への対応が十分に出来ない体質であり、飽食の現代では、糖尿病のリスクが非常に高くなっているためです。
糖尿病は、インスリンの不足によって起こるものと、インスリンの量はあっても十分機能しないものとの2種類があります。糖尿病は、血管の病気ともいわれ、目、腎臓、神経等にも障害が出て、多くの合併症を引き起こします。治療法は、大きく分けて食事療法、運動療法、糖尿病の正しい理解と対応の3点です。10年前に比べ、薬による治療法も随分と変化してきました。
しかし、基本的には、食事や運動による予防や改善が大切です。栄養過多の現代に有効な、繊維質の多い野菜や果物から摂取していく「ダッシュ食(DASH食)」という考え方がありますので、取り入れていただくと良いと思います。
第1414回
2月第2例会
2016.02.16
ゲストスピーチ