セレモニー


勝﨑会長挨拶

九州熊本地方では、大変な地震災害が発生し甚大な被害がでております。救援物資についても欲しいものが届かない。又、受け入れ体制が整っていないという状況であります。この地域も東海大地震が起きる可能性が高く、自分の身を守るという備えをしていく必要性があります。
次年度に向けての会議、周年に向けての会議も順調に進んでいます。皆さん宜しくお願い致します。

例会行事「ゲストスピーチ」

松山順一様から「障がい者卓球 東京パラリンピックを目指して」と題し、お話し頂きました。

 

 

 6歳の時、事故で右腓骨神経を損傷、右足首関節が動かなくなり、歩行装具を着ける生活となりました。10歳の時、母親の影響で卓球を始め、健常者として試合に参戦、中学、高校時代は県内トップクラスの選手として活躍をしました。
 
*一歩踏み出すことで殻を破る
 障がい者ということを隠して生きてきましたが、ありのままの自分と向き合い、障がい者と認めました。その後、障がい者卓球を知り、2008年には全日本選手権大会(国際クラス別選手権)に初出場することで他プレイヤーの試合をみてスポーツの素晴らしさに心から感動しました。
 
*出会いそして感謝
 国際大会でプレーヤーと出会い話し合う中で、幸せは与えられた(障がい者)条件の中で精一杯生きることが大事であり、人と人とのふれあいが大切であることに気づきました。そして、生きるということを当たり前と思わず、感謝することが大切であり、日常過ごしていく中で、「ありがとう」を見つけることが大事である。
 
*東京オリンピック・パラリンピック出場
 2020年開催が決定、子供の頃ずっと夢に描いたオリンピック出場の夢、パラリンピックという少し違う形で今、仕事を続けながら出場という目標に向けて活動しています。
 
 これから卓球というスポーツを通じて、子供たちが「どうせ無理」だから…ではなく、そうだ「やってみよう」と思えるよう、スポーツの素晴らしさと挑戦する楽しさを伝えていくと共に「人との出会いに感謝」し、夢に向かって挑戦できる「今を大切に」日々精進していきます。

第1418回

4月第2例会

 
2016.04.19
日本障がい者アスリート 常滑体育協会卓球部 松山順一様にお招きしてお話しを聞きました。